厄日の対義語って何?

今日のサークルでいいことづくめで、例えば個人的な推しと楽器弾いたりとか帰り道その推しとずっと話して帰ってきたりとかまあめっちゃいいことあったんですよ。それにずっと話してみたかった新入団員とも話せたのでよかった(小並感)

ただこういう結構ラッキーでツイてる日のことを一言で表す日本語がないのが微妙だよなあ…何かいい案とかあれば教えてください。

 

それはさておき、昨日の夜から今日の夕方とR.Straussの"Also sprach Zarathustra"、日本語にすると「ツァラトゥストラはかく語りき」聞いてたんですけどめっちゃすこ。

最初の出会いはアメリカ住んでた時に訳も分からず見てた「2001年宇宙の旅」なんですけどそこからまあ10年くらい?

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まああのCの音から始まるあの有名な日の出に始まり9つの部分を経て最後は自然と人間は交わらないことを暗示して静かに終わるってもう最高なのでは???

Cといえばドイツ、みたいな認識も当然あるし…

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これが本編。全部で30分くらいあるのでお手軽めな方なのかな…?

一応曲としては10の部分に分かれててそれぞれ

Einletinug (イントロ)…日の出とも言われる。自然を表すC-durになってる。

Von den Hinterweltlern (世界の背後を説く者について)…こっちは人間を表すH-dur。グレゴリオ聖歌の断片があったりもする。

Von der grossen Sehnsucht (大いなる憧れについて)

Von den Freuden und Leidenschaften (喜びと情熱について)

Das Grablied(墓場の歌)…弦楽器のそれぞれの首席のソロがある。

Von der Wissenschaft (学問について)…フーガ。ワルツの動機が垣間見える。

Der Genesende (病より癒え行く者) …これもフーガ。

Das Tanzlied (舞踏の歌)…ここがマジで良い。名前の通りワルツで、ヴァイオリンの首席と次席のソロが大活躍。

Nachtwandlerlied (夜の流離い人の歌)…真夜中を表す鐘が鳴るとだんだん落ち着いていって最後は自然と人間が交わらないことが和音的に示されて終わる。

っていう具合で元ネタがニーチェの同名の詩なだけあって相当それぞれが哲学的。まあ本質の再現ではなくてあくまでそれから受けた心象の再現って感じだから本質が同一とは限らないんですけど…

 

そういえば「2001年宇宙の旅」では美しき青きドナウをはじめとして数多くの音楽が使われてたんですけれども最近の映画ってクラシック音楽マジで全く使わないですよね。個人的にものすごい残念。

そんなわけでここら辺で終わり。